#25 世界遺産の村へ、花材を採りに その③
さらに続きです。
山での作業を終えて、忍野八海の近くでお昼を済ませ、祖母の家へ。
◆水は澄んでいて綺麗です。富士の湧水と合流しています。
◆祖母の家。祖母が自分で育てた菊が活けてありました。オトメな色合い。
育てている菊を、みんな持ってっていいと言ってくれたので、たくさんもらってきました。
◆畑の菊
◆帰宅し、花瓶へ
◆山での収穫(花材) ヒバ、杉、モミ、松。リースの王道がそろいました^^
◆リース用にツタもたくさん。乾く前に曲げないと固くなる、、、。
◆松ぼっくりも欲張って。
◆普通の松ぼっくりと比べて小さい、カラマツの実(右)もかわいいですよね。枝付きだと挿しやすそうです。
3回にわたり、山のネタをご紹介しました。
お読み頂きありがとうございました♪
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#24 世界遺産の村へ、花材を採りに その②
続きです。
↑二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)の後、
続いて、目的の山へと向かいました。
その山の下草狩りの手伝いがその日の仕事!のはずでした、、、。
山に入ると、早速あちらこちらに良さそうな花材が!
仕事はそっちのけで、興奮気味に花材集めにかかります。
◆杉の倒木
まだ葉が青々としていて、リースやクリスマスアレンジにもってこいです。
◆こちらはヒバ。ヒノキ科です。これもリースにいい!
◆こちらはモミの木。ドンピシャです。
◆こんなに大きいモミの木がありました~。直に飾り付けたい!
◆モミの木の赤ちゃん)^o^( がんばれ~
◆シートを敷いて寝転んで休む。(まだ働いてもないのに)
◆前出記事その①の「二十曲峠」よりは標高が低いので、紅葉も初期な感じです。
◆おや?レッスンでおなじみのレザーファンに似たシダ植物が。繊細。
◆唯一咲いていた種類のお花 ハコベ??
↓実ものはこれだけでした。そっくりだけど別物!
ツヤ有りとツヤなしがあり、葉っぱが違う形でした。
◆右がツヤ有り(スイカズラ?)、左がツヤなし(アオツヅラフジ?)。
◆こんな感じの森で、よく倒木があります。
◆倒木の天然ベンチの高さのちょうど良すぎること!、、、持ち帰りたい!
◆天然のベンチ② こちらもアメージングな座り心地。
◆本日の仕事、枯れ枝集めの成果 (結局草刈はせず、、、。)
◆おまけ キノコ^o^
次回は山での収穫物(花材)をご紹介します。
お読みいただきありがとうございました♪
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#23 世界遺産の村へ、花材を採りに その①
昨日は山の下草刈りの手伝いのため、山梨県忍野村に行ってまいりました。
結果、もみじ狩りもできました♪
富士山とその構成資産ということで、
一緒に世界文化遺産として登録された、水と景色の綺麗な所です。
富士の伏流水を水源とした湧水群、「忍野八海」が有名です。
◆朝6時台に東京を出て、東富士道路を通るころにはこんな
綺麗な富士山が見えました。 梨ヶ原からの富士
東富士道路より、全体像~!
肉眼では登山道もよく見えます。
朝早くに到着し、まず紅葉した景色を見る為、
標高1150mほどの二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)へ、
車で10分程のぼりました。
忍野村自体、高原盆地なので標高は高く、
寒い所なので紅葉は進んでいますが、
さらに登ると、鮮やかさが増していました。
ここは3~4日前にテレビ(アド街ック天国)で紹介されたばかりの
富士山×紅葉の絶景スポットでもあるせいか、
朝から撮影している方々が結構いました。
朝のうちの方が富士山きれいですものね。
◆二十曲で撮影してる人々。皆さん真冬の服装。
◆私もパシャリ
◆↓この小道を進むと、、、、
◆↓両サイドはこんな感じで紅葉していて、
◆5分程登ると、ススキ×富士山の画も撮れました。
この時、ズド~ン!ズド~ン!とずっと音が聞こえていて、雷の音みたいですが、
自衛隊の北富士演習場からの大砲の音。
まだ9時前なのに!お疲れ様です!
◆10月にあった台風のせいでしょうか、松の倒木が2本あり、
◆こ、こんなに松ぼっくりがっ!!
花材、花材、、、!!リース、リース、、、!!
と思い、宝の山に見え、、、しかも手が届く、、、
◆こうやって、地面にも山ほど落ちてはいるのですが、
腐りかけていたり濡れていたりするので、
倒木だからいいでしょう、と。
、、、思いました。、、、はい。(笑)
次回、続きの第二弾を書きます♪
また自然の写真たくさんでお届けします。
昨日11/2は、七十二候だと
楓蔦黄(もみじつたきなり)
で、カエデやツタが色づき始める頃だそうです。
ピッタリあてはまっていますね。
それでは、お読みいただきありがとうございました♪
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#21 秋の実りで投げ入れ
実りの秋なので、、、
実家に生えている
これと、
これと、
これと、
これで、
こんなの生けました~
実ものゴロゴロ!投げ入れです。
(フォーム等を使わず花器に直接花を入れていく方法を投げ入れと言います。)
百合とデンファレ(紫)は買ってきました。
親からはまぁまぁ不評、
夫からは「わからない、、、。」と
インスタでも人気なし(笑)
でもわたし的には好き♪って感じです。
風水で「桃、ザクロ、橘」を
三柑の実と言うそうですが、そんな縁起物のイメージで。
シュロが過剰なのはわかっています、、、(^_^;)
母がカットしてました、、、。
そしたら丁度よくなってました(笑)
◆一週間後の写真を送ってもらいました。
まだ元気! 柿が熟して、庭のバラが一輪加えられていました♪
秋の庭の植物
◆虫さん来た
◆同じ方ですか?
余談ですが、
蜂って人間に懐くんですって!
友人夫婦が部屋で蜂と共存?同居?とにかく部屋で一匹の蜂を放し飼いにして可愛がってました。
ウッソー!と思っていたら、最近ユーチューブで、蜂と心が通い合っていた人の
泣ける話を見て大変感動しました。
◆赤トンボもいた
◆紅葉の兆し
今回は秋の実りで生けた一瓶をご紹介しました。
お読みいただきありがとうございました♪
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#20 秋の七草とは
今日は10月28日(2018年)です。
また歳時記カレンダーネタですが、、、
1年365日を72で割った七十二候では、
今日は『しぐれ時施』(時雨ときどきほどこす)という日です。
「時雨が時々降る頃」だそうです。
時雨とは、冬の季語で、
晩秋から初冬に降る、通り雨や、降ったり止んだりする雨とのこと。
確かにこの2~3日で、パラっとくる雨に二回ほど降られました。
蝉しぐれ、小夜時雨など、”時雨”のつく美しい言葉は多く、風情がありますね。
このブログでは主にフラワーサークル花笑の活動内容をご紹介しているのですが、
レッスンのない時は季節や植物に関する事をお伝えしようと思っています。
というわけで、今日は「秋の七草」について♪
食べる系ではなく、見て楽しむ&薬草系みたいです^^。
萩 尾花 葛 撫子 女郎花 藤袴 桔梗
で秋の七草。
① 萩(はぎ)草冠に秋と書く!でも6月から咲き始めます。
② 尾花(おばな)ススキのこと
③ 葛(くず)花は薬に、茎は布に、根のでんぷんは和菓子や和食に!
④ 撫子(なでしこ)カーネーションはナデシコ科ナデシコ属。一重咲きはそっくり。
⑤ 女郎花(おみなえし)薬効あり。独特の匂いが、、、。
⑦ 桔梗(ききょう)つぼみが風船みたいで可愛い。水揚げ悪い(燃焼法等、要工夫)
今日は、画がさみしいので、ナデシコついでにカーネーションの写真を。
おまかせで来るお花の宅配を、隔週で頼んでいます。
今週はカーネーションが主役。
届いてから五日目なのにこれです!
届いた時から綺麗だったけど、、、
花盛り続行中!
◆五日前 ◆今日
オオニソガラム(白)もオンシジウム(黄色)も長いので、
この方達全員、ホントあっぱれ!な花もちです♪
衰える気配なし、、、嬉し~。
今回は秋の七草についてでした。
お読みいただきありがとうございました♪
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#19 お寺でフラワーアレンジメント! ~満福寺会場の風景~
フラワーサークル花笑では、 主に第2、第4木曜日の会場として、
満福寺というお寺をお借りしています♪
お寺でフラワーアレンジメントって、なかなかないですよね。
落ち着く感じで、とってもいいものですよ!
今回はその、満福寺の風景をご紹介させて頂きます。
とても気さくな和尚さんのご厚意で使わせて頂いております。
ありがたや~。
◆満福寺 正門
門には金谷山(きんこくさん)と書いてあり、石碑に満福寺とあります。
立派ですよね~☆
会場にお借りしているのは、門を入って左手の建物です。
◆準備OK!
会場探しはなかなか難しく、公民館などは人気で予約が取りづらかったりします。
キリスト教会も2件当たりましたが
断られました。
それが神のご意志なら、、、とスッパリ諦めましたが、
イエスは私に使わせたかったことでしょう(笑)。
でも教会なんかで活けられたら、さぞサークルの皆様も、神聖ないい気分だったろうな、と思うと、自分の交渉力のなさが悔やまれます。
でも満福寺さんはお貸し頂けたんです!
満福寺はとても素敵な空間で、キレイで広くて静謐。
心静かに花と向き合えます!
「ここの雰囲気が気に入っちゃいました。」と言って下さる方も。
◆ドド~ンと30畳の広間に、机と椅子を出してやっております。
まだこの広すぎる空間を持て余しているので、新メンバー大歓迎です!
無料駐車場もあります。64台も。
ちょっと遠い方でもお車でお越しいただけます。もちろんお近くでも^o^。
最近プリザーブドコースの人数が増えて、少し賑やかになり、嬉しい限りです♪
満福寺では、夏にはいくつもの大きなカメに見事な蓮の花が咲きます!
もうそれはまさにあちらの世界のような美しさ、、、。
◆満福寺境内
咲いてる時の写真、撮っておくんだったナ~!また来年の夏に。
蓮、いつかは育ててみたいです。難しいんですってね?
蓮ついでに、
◆不忍の池の蓮。今年の春撮影
ついでに同じ日に行った、
◆湯島聖堂の階の木です。
あまりに綺麗で立派だったので撮りました。
楷の木のカイは楷書のカイです。
調べると、楷とは、、、「整然としている様。」
ほんとに葉っぱが規則正しく並んでいて整然としているんです!
惚れ惚れするほどの美しい木でした~。
こちらは満福寺近くの国分寺十小の畑です。学校の隣に立派な畑があって、子供たちが農業体験できるって、ナイスですね!
奥には‘‘食育”というプレートも見えます。
この辺は雑木林が多く、市民農園もあったり、緑が多くてのどかです。
余談ですが、立派に実のなるレモンの木がこの近くにあるそうです。
この辺り(東京郊外)でレモンなんて出来るんだ~!
私も植えてみたことがありますが、
冬が越せませんでした。
小さいうちは養生したりすればいけるのかも!
レモンが必要な時は、
庭からもいできて使う、っていうの憧れます。
今回は満福寺の風景をご紹介しました!
お読みいただきありがとうございました♪
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#18 満福寺で体験レッスンとハロウィンのアレンジ☆ポイントはカボチャの生け方♪
今回の満福寺教室は、生花の通常レッスン(ハロウィンのアレンジ)と、
生花とプリザーブドフラワーの体験レッスンがありました♪
生花の体験レッスンの花材は、いつもとても季節感のあるものがたっぷり届きます。
今回はハロウィンを控えた10月ということで、カボチャが入って来ました♪
ハロウィン風のラウンドです。
◆生花・体験者さんの作品
カボチャが良い位置、良い高さに入ったので主役として目をひきます。
初めての方でしたがラウンドの丸い形がよくとれていて、とっても上手でした。
黄緑とピンクの、色の対比がかわいいですね!
実もの(ノイバラ)も魅力的。
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プリザーブドフラワーの体験レッスンもありました。
さすがお花経験おありの方で、プリザーブドは初めてとのことでしたが手早い!
こちらの体験者さんはお仲間に加わって下さることになりました!嬉しいです♪
リボンをあしらってかわいく♪
グリーンもアジサイも、細かく切り分けて散りばめたのが良かったです。
◆プリザーブドフラワー・体験者さんの作品
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ハロウィンムーンのアレンジ
2教室でハロウィンムーンのレッスンを終えてみて、皆様、使い慣れないカボチャの扱いに苦労されたようでした。
ハロウィンのアレンジですので、やはりカボチャが主役です。
目立たせる必要があります。
もともと高さがないものなので、竹串やワイヤーで足をつけて活ける時、ある程度高さをだして入れることがポイントとなりました。
入れ方が低いと、後でどんどんお花をいれていくうちに
埋もれて隠れてしまいます。
入れる位置と向きにもこだわりたいですね。
かぼちゃの向きは、普通に上向きに入れがちですが、
上面をこちらにグッと傾けることで、ヘタの出ている感じなどがよく見え、
立体的な形状も見えやすくなります。
カボチャらしさ、特徴を良く見せることになる為、表情が豊かになり、
結果、存在感が際立ちます。
それは今回のカボチャにかかわらず、すべての花材に言えることで、
とても大事なポイントです。
その花材の特徴的な部分を見せるように生けることが、
いつもポイントとして掲げている、「花材の持つ特徴を活かす」という意味です。
そうすることによりその花材の魅力が最大限に引き出されますよね。
もし一つのアレンジで、全ての花材が特徴を生かして、(脇役は脇役として)
生けられていたら、その作品はとても強いアピール力を持ち、目をひくと思います。
(カボチャは傾けて活けるべき、ということではなく、あくまで一つの方法です。
やり方は無限大、、、人の数だけあります♪)
あとは、カボチャの隣にカボチャと
同じ色、同じ形、同じ大きさ
のお花がくるとカボチャが負けて、目立たなくなってしまったりするので、
隣にくるお花はカボチャとかぶらないよう意識した
色、かたち、サイズ選びがポイントです。
とはいえ、一概にそうも言えないんです!
↓この作品は黄色いカボチャの横に黄色いガーベラを入れています。
大きさも形もそっくりです。
でも双子のような雰囲気を放っていて、それがとてもオリジナルな魅力となって「二つで一つ」、な感じで目立っていると思いませんか?
だから、意図があればいいんですね。
その意図を伝えられたら、素晴らしいです。
黄色い花材が多かったこともありますが、黄色いバラも黄色いマムもカボチャの
隣に入っていますが、カボチャがしっかりと主役として君臨しています。
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でも本町教室の方はカボチャがこれよりだいぶ小さかったので、目立たせるのも大変だったと思います!
満福寺教室の方では逆に、カボチャが大きすぎて可愛くなりにくい、
という声も(笑)。
まぁ、どちらもいい面がある、ということで)^o^(
あと↑の作者さんは「怖くしたい」とおっしゃっていました。
ハロウィンの雰囲気を出そうと意識するのはとても大事です!
雲竜柳の覆いかぶさるようなラインが、ちゃんと怖いですよー!とお伝えしたいです。
左側の雲竜も、魔女の手さながら、、、。
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こちらの方の作品は、だいぶ花材を残して完成とされました。
ファーガスと雲竜柳が相まって、きれいな三日月のラインを描いています。
(ハロウィン‘‘ムーン”という題材なので。)
可憐な小花のソリダスターが目立っているので、素朴な野原のイメージ。
ガーベラや黄色いバラをかためて配したところが特徴的でいいですね。
枯葉として雲竜柳に吊るした上のファーガス3枚、自然で美しいです!
向きを微妙に違えているところが繊細です。
雲竜柳が手前から奥にいっている感じも、奥行が出ていて、いいです。
細かい話ですが、3枚のファーガスでその遠近感の差を
感じることができます。
『神は細部に宿る』ってやつですね。
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◆満福寺教室 準備風景
広いのでのびのびやっております。
本日は満福寺教室でのレッスンについてでした~。
お仲間まだまだ募集中です♪
体験だけでもお気軽にどうぞ☆
お読みいただき、ありがとうございました♪
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