#78 モスボール コケ玉で夏でも長持ちアレンジ!
8月15 終戦記念日ですね。
平和な日本を残してくれたご先祖様に感謝いたします。
時候の挨拶で盛夏といわれる時期が立秋(今年は8/8)で終わり、
暑中お見舞いではなく、
残暑お見舞いを出す時期ですね。
時候では、残暑、晩夏になりますが
絶対まだまだ暑いでしょ、と思います(^_^;)
九月も暑い日はありますし、10月でも夏日はありますよね。
夏は長いな~。
夏は苦手だったのですが、なぜか今年、少しだけ良いものだな、
と思うようになりました。
何があったわけでもないのですが、外を歩いていたら、突如として、
暑さを心地よく感じた瞬間がありまして。
このままどんどん夏が好きになれたら嬉しいです。
夏が好きって、楽ですよね。
さて、今朝は夜中のうちに一雨あったせいか、久しぶりに涼しさも
かすかに感じられる爽やかな朝です!
いつも朝から暑かったので気持ち良いです。
今回のレッスンではコケ玉(モスボール)も作りました!
夏でも長く楽しめるよう考えられた花材です。
暑さに強い蘭の仲間、バンダ
も入って、いつまで持ちこたえてくれるか期待!!です。
◆皆さんの作品
1週間経過したところでは、バンダ
は元気な姿のまま全く異常なし、というご報告をうけました!(^^)!
ガーベラも頑張ってくれているそうです☆
このサークルを初めて、1年になりますが、
今回の作品は工作の要素がとても強く、
作業的には今までで1番楽しいレッスンになったと感じています♪
お花を生けるというよりは、工作していた感じです。
お花屋さんではこういうアレンジはまず売っていないと思います。
手が込んでいるのでなかなか短時間では作れませんよね。
お子様向けのお祝いなどのプレゼントにもいいかなと思います。
多肉植物はフォームに挿して、黄色い繊維(シュートファイバー)でくるんで
パイナップルに仕立てています。
テーブルヤシは、苔でくるんで目と口を貼りつけて顔を作っています。
これがモスボールです(^^)
土がぽろぽろこぼれて、手も汚れるし、大変だったのですが
皆さん楽しんで下さいました。
夏のジャングルや南の島を思わせるとっても楽しい作品が出来上がりました!
やはり顔をいれると一気に可愛くなりますね(^^)
表情が人それぞれで思わず笑ってしまいます。
高く入れたドラセナコンパタや、ガーベラが、
ヤシの木やパラソルを思わせ、
南国のイメージです。
夏でも長く楽しませてくれるのではないでしょうか!
お読みいただきありがとうございました♪
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#77 サマーブリーズ
今回は蘭の一種、モカラを使ったアレンジです。
(写真ではオレンジ色でライン状にいくつも花がついているもの)
東南アジアの熱帯が原産である蘭は暑さに強く、
夏でも粘り強い花もちのよさで、長く楽しませてくれます。
というわけで、夏のレッスン花材には蘭が入ってくることも多いです。
他には純白のトルコキキョウ(リシアンサス)やガーベラ、アルストロメリア、
カーネーションなどを使って、夏らしい爽やかなアレンジになりました。
◆皆さんの作品
庭先を切り取ってきたような自然な植生感がでている方もいますね♪
ガーベラのステムの曲がりも生きていて美しいです。
曲がった花材が来たら、
曲がってる、どうしよう、、、
というよりは
ラッキーーー!!作品が勝手に素敵になる!
と思って頂きたいです。
とことん生かしていきましょう!
今回はグリーンも色々な種類が来ました。
グリーンもただフォームを隠すためだけの挿し方ではなく、
グリーン自体を魅力的に見せるための挿し方
というのを最近は皆さんして下さいます。
複数の種類のグリーンを織りなすように入れると、なんとも言えない
美しさが生まれたり、、、
個性的なグリーンであれば、時にはお花並みに目立たせたり、、、。
最初はお花だけに気を使って、グリーンは二の次、だったとしても
グリーンの重要性に気付いて大切に扱えるようになると作品の魅力が増しますね。
私たちのサークルも、この8月でお陰様で早1年経ちました。
1年間毎月欠かさず2回のレッスン。
1年で24作品こなすと本当にいろいろ見えてくるものがあると思います。
前は気付けなかったことに気付ける、より細かい所も気になるようになる、
細部へのこだわりが強くなる、、、。
どこまでこだわれるかは、作品を良くするための追及ですから、
とても大切です。
下から上の世界は見えないけれど、少し登ってきて、上からなら
下を見下ろすことができる。
初回は初めて作った自分の作品を最高の出来!と思います。
もちろん現時点の最高ですから、とことん自画自賛してOK!
でも1年間通ってみてから1年前の作品を写真で見ると、
今ならここはこうするのに!
という所がたくさん見えてくると思います。
その数ほどの成長があったということですね!(^^)!
お読みいただきありがとうございました♪
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#76 エレガンス・リリー
お盆ですねー。
昨夜、蝉が、うちのリビングの窓に明かりをたよりに突進してきました。
「お盆だから誰かの魂を乗せて来たのかな?」と夫。
ちょっとコワイ(+o+)!?
でも知っている人の魂ならホッコリです。
今回は百合を使ったレッスンでした。
水揚げしていると、みるみるうちにどんどん咲き進んできてしまい、
レッスンまで待って~!!
と思いつつ冷暗所に置いて、
花盛りには間に合いました(^_^;)。
蕾もいくつもついていたので、レッスン後も次々と
お花を楽しめたのではないでしょうか。
◆皆様の作品
今回はとにかくユリが綺麗に見えるように生けてください、という感じで
ほとんど自由に生けて頂きました。
クロトンという葉脈が美しい個性的で大きな葉っぱもうまく使って、
主役のユリを引き立てる。
「まだ咲いていない蕾が次々に咲いていく姿もイメージしながら、、、」
と、、、言うのは簡単。なかなか難しいですよね。
ユリは長いまま来るので切り分けて使うのですが、
もともとの枝分かれして咲いている姿が美しいので、それも生かしながら
1番綺麗に見える向きや角度を考えながら生けます。
うまく自然のままを生かれせば、勝手に美しく完成!?
というくらいユリってポテンシャルが高い(笑)と思います。
いやしかし、皆さんの力量も加わり、とても美しい作品になりました。
今回は、お子さんに「今までで1番いい」と褒められた方も)^o^(!
ご家族のそういう評価ってとっても励みになりますよね♪
ユリは花粉が手や服に付くとなかなか落ちないので、注意する必要があります。
プレゼントした先の方が知らないこともあるので差し上げる際には配慮が必要ですね。
花が開き始めたらおしべの花粉部分は取ってしまうことが多いですし
お花屋さんでも、取った状態で売られていることが多いです。
はじけると白い花にオレンジの花粉が散ってしまいますので。
(私は花粉の濃いオレンジと花の色のコントラストが好きなので
なるべく残しておきたい派ですが(^_^)
また、香り豊かなお花ですが、ゆりの匂いが苦手という方も少なからず
いらっしゃるので、なかなか難しい所があります。
そしていくつかの理由から、お見舞いには厳禁です。
ユリの常識、、、こんなに色々と注意点や謂われがあるお花もめずらしいですよね。
人気で汎用性が高いせいでしょうか。
それだけ魅力的ということですね。
お読みいただきありがとうございました♪
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#75 コウン(基本形)
今回は基本形の『コウン』です。
形としては、円錐でございます。
お花は裏表なく、360度全面に入っています。
ちょうどあの工事現場の赤い三角コーンのプロポーション目指して
制作していただくと良いと思います。
スマートな円錐形という感じで、底辺は広くなりすぎないように。
全面にお花を入れる(片面では済まない)作業量の多さと、
辺をまっすぐ直線に見せなければいけない難しさに
皆さんとても苦労されていました。
360度お花が入った作品なので、くるくる回してみて、
どの向きで見ても
辺はまっすぐでなくてはならないところが大変だと思います。
レッスン1年目に出てくる基本形の中では1~2番目に難しい形だと
私は思います。
難しくて疲れてしまった方もいらっしゃいますが、回数を重ねれば
誰でも徐々に出来ていくものですので、
また次に同じ物を作る機会があれば、上達を実感できると思います。
そして、他にもいくつも種類がある基本形ですが、
どれをやるにも、今回の挿し方は応用が出来て、必ず生きてくる経験になりますので
大変だったのは無駄にはなっていませんよ!(^v^)
基本形はどれも繋がっていますので!
一つの形をやれば、他の形をやった時に、なぜかそれも上手くなっている、
というように感じることが、今後増えていくと思います。
違う形でも、やった経験は生きてくる、というように
関連性があります。
ですので基本形はブーケを含め、30種類位ありますが、
総当たりして頂きたいと思います!
同じものを何度もやらなかったとしても、全種類を一巡した頃には、どの形を作っても
だいぶ綺麗に作れるようになっていると思います。
出席は自由ですが、皆様、基本形のレッスン回にも熱心に通ってくださっています。
逃したくない、なるべく全種類、経験しておきたい、
という気持ちがおありだと思います。
そして、
しっかり基本形を作る楽しさも皆さん見出して下さっているところが
本当に素晴らしく嬉しいです。
基本形をやれば技術アップも早いですので、
その基本形で得た技術は、
フリースタイルの自由に生ける回にも当然現れてきます。
是非、スキルをとりにくるつもりで、引き続き
積極的に基本形のレッスンはご参加いただきたいと思います☆
お読みいただきありがとうございました♪
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#74 プリザーブドフラワー 海を表現したアレンジ
今回はプリザーブドフラワーで海を表現したアレンジです。
青系の花材を使って、夏のお部屋にもピッタリです。
白く塗ってある枝もの(ヴェスぺネスト)をサンゴ礁にみたてて、
めずらしく貝殻なども使っています♪
◆皆さんの作品
今回は、大輪の水色のバラをはじめ、
全て本物の材料で、造花が入らなかったので、よりリッチな印象です。
ブルー×ゴールドの配色がレアで大人っぽいですね。
青系のグラデーションの花材の中で、それぞれの色が埋もれてしまわないように、
皆さん配色に気を付けながら、とてもバランスよく生けていらっしゃいました。
サンゴ礁を思わせる、海のイメージ、感じて頂けたでしょうか(^v^)
最近ずっと暑いですね。もうすぐ暑さが少し和らぐという噂もありますが、
私は信じていません(^_^;)
まだまだ暑い夏、皆様無理せず、やすみやすみ乗り切ってください☆
お読みいただきありがとうございました♪
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#73 プリザーブドレッスン(カルム)
今回は淡い色合いのお花と、シルバーゴールドの模様入りの花器の組み合わせが
素敵なプリザーブドフラワーのレッスンです。
◆皆さんの作品
今回も、色の「埋もれ」に注意して頂きたい花材でした。
造花のアジサイがパープルで、本物のバラもパープルでした。
なので造花のアジサイでバラを囲んだり、バラの隣に持ってきてしまうと、
せっかくの主役級の本物のバラが目立たなくなってしまいます。
主役を目立たせる方法としては、
★主役と主役の回りの花材の、
色の対比や、明度や彩度の対比などを強くする。
(主役に隣り合う花材の色合いを主役とはガラリと違う色にしたり、
色の明暗や鮮やかさを主役とは違えるという事。)
★違う種類を持ってくる。
(主役に葉っぱなどのグリーンを添えたり、実モノや、リボン等、
花以外のものを周囲に配する。)
等があります。
やはり目立つべきものがちゃんと目立っていると、目をひく作品に
なります。
花材の魅力を出し切ることができていて、見ていて心地よい作品になると思います。
どうしたら主役が目立つかと毎回意識して制作して頂くことは
とても大事だと思います。
お読みいただきありがとうございました♪
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#72 夏でも長持ちのアレンジ!
夏でも長持ちするアレンジ!
今回は、アンスリュームを使った、トロピカルな色合いの
夏らしいアレンジです。
レッスンで使った、赤と黄緑以外にも、
ピンク、白、紫、等いろいろ出ていて
色鮮やかです。
エナメル質のような、ラッカースプレーを吹きかけたような、
造花に見えるくらいの新鮮なテカテカと艶のあるお花。
これは実はお花ではなく、苞(ホウ)という、
葉が変化した部分です。
花は中心の白い突起部分(肉穂花序ニクスイカジョ)です。
花もちも良く、夏でも比較的長く楽しめるため、
同じく暑さに強い、ラン科のモカラと組み合わせ、
「夏はアレンジメントがもたない!」
というお悩み解決を図った花材でした。
今回は、アンスリュームを長く使って、
フリーセントという流れるような形状で生けていただきました。
◆皆様の作品
アンスリュームを長く使うので、
花器の上に短めに生けられているかたまりの
部分と、
大きく横に飛び出したアンスリュームまでのつながりを持たせる
ことがポイントでした。
アンスリュームだけが唐突に飛び出している印象にならないようにします。
花器の上に、短めに生けた花に対して、かなり長いアンスリューム。
その”つなぎ役”として
中間の長さを持った花材を間に入れることで、
一体感が生まれます。
皆さん、グリーンやモカラなどを使って、うまく
長~短を
つないでいると思います。
とにかくカラフルで明るい、夏らしさ満点のアレンジでした!
そして、何より、夏でも長く楽しめるところがいいですよね!
お読み頂きありがとうございました♪
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