#44 オアシスの面取り
今日はオアシスの「面取り」についてです。
こちら、一般的にはオアシス(商品名)と呼ばれているものです。
このスポンジに給水させてお花を挿します。
これはフローラルフォームという商品名なので以下、フォームと言います。
フォームの「面取り」については基本で大事な事なのですが、
なかなかレッスンでゆっくりお伝えできないので、ブログにも書くことにしました。
◆このサイズで1ブリックといいます。
◆だいたいレッスンではこの位のサイズの花器を使うので
◆ラインの所で、 1/3ブリックにカットして使うことが多いです。
◆慣れないうち、中心をとりたい場合は、
「面取り」をする前に対角線を引くと正確です。(角がわかるうちに)
◆角ばっている辺を落としていきます。これを「面取り」と言います。
お花を挿すであろうところの角は全て落とします。
◆上面4辺を落としました。
◆側面も角を落とします。
(上半分しか挿さないなら、底の面はこのように大きく残すと安定。)
◆花器に入らない場合、このように下まで削ってサイズを調節します。
吸水させます。
◆たっぷりの水にポチャンと落とすだけで、自然に沈むのを待ちます。(2~3分)
◆悪い例:水をかけたり、手で沈めたり。
水をかけたり、手で沈めたりしてしまうと、表面だけ先に濡れて、中に空気が閉じ込められてしまうことがあるそうです。
充分に給水していない部分が残ってしまうと、挿したお花も水不足に。
なぜ「面取り」する必用があるのか?
☆ フォームの角は、脆く欠けやすいので、お花を挿しているうちに、
ボロッといってしまうのを防ぐため。
☆ あとは、単純に角って挿しづらいので、作業性を良くする為、
予め無くしておきます。
プロフェッショナルなお花屋さんだと面取りせず、
アレンジをビシバシ進めていく方もいますし、
逆に必ず面取りは必要!という方もいて人それぞれです。
まあ、とりあえず私たちは基本に忠実に、ということで^^
きちんと面取りしましょう。
急ぐこともないですしね。
今回はフォームの面取りについてでした。
お読み頂きありがとうございました♪
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