#54 プリザーブドフラワーとは?
今回はプリザーブドフラワーについて書きたいと思います。
プリザーブドフラワーとは?
プリザーブド(preserved)とは英語で、保存された、という意味。
保存加工された本物のお花のことです。
◆プリザーブドフラワーの 薔薇、アジサイをあしらった写真立て(その他は造花)
プリザーブドフラワーは、日本の気候では、2~3年はもつといわれています。
(高温多湿にはあまり強くないため。)
湿度の安定したヨーロッパでは5~10年もつとも言われています。
正直、保管する環境というのは、各お宅によって様々なので、一概に明確なことは言えません。
置かれた環境により、保存期間にはずいぶん差があるものです。
直射日光は当たらず、ほこりもかからず、湿度も適度に一定
であれば長持ちしますし、
逆なら、早く退色、へたり等が見られるかと思います。
私が見せて頂いたお宅の10年ものの大輪の真紅のバラのプリザーブドは、
ケースにも入っていませんでしたが、綺麗な真っ赤な色を保っていましたし、
花びらもしっかりしていました。
そのお宅では、風通しの良い、明るいリビングでも、直射日光は当たらなそうな
窓から離れた位置の棚に飾ってありました。
扉などはついていない棚なので、本当にむき出しということです。
10年も本物のお花がキレイなままで楽しめたらすごいですよね!
10年は特殊な場合だとしても、平均2~3年とはいえ魅力ですよね!
お世話いらずですし(^_^)。
プリザーブドフラワーの作り方
詳しいことはまたの機会に書きますが、作り方を簡単に言うと、
お花が出来るだけ新鮮なうちに加工することが大切です。
その新鮮さは出来上がりの品質や見た目にも大きく影響します。
まず特殊な薬剤を用いてお花を脱水状態にします。
そのカラカラになったところに、お花自信の力で保存液を吸わせてから、
乾燥させることで、保存加工がなされます。(最近はこの過程を一つの液剤でできるような商品も販売されています。)
その保存液に、好きな色を入れて吸わせることで、自然界には存在しないような
色に着色することも出来るわけです。濃い紫や紺色や、黒、等々。
今後、機会があればプリザーブドの加工作業自体も写真入りでご紹介したいと思います。
今回はプリザーブドフラワーについてでした。
お読み頂きありがとうございました♪
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