#69 ホリゾンタル(基本形)生花
今回は基本形のアレンジです。
テーブル装花でお馴染みの、『ホリゾンタル』です。
結婚披露宴で新郎新婦の席に飾られているのはだいたいこの形ではないでしょうか。
テレビの記者会見などでもよく目にします。
最近ではトランプ大統領来日の際の、宮中晩餐会のお花がこの形でした。
大きな大きなホリゾンタルでした(~o~)
ホリゾンタルとは、水平な
という意味ですので、横に長い形を強調するものになります。
高さがあまりなく、横幅は長いのです。
そのプロポーションさえ表現できれば、そんなに難しいデザインではありません。
きれいなカマボコ型を目指して生けると良いです。
今回は、おうちで飾るスペースも考えて、
幅を小さめに作る方が多かったです。
本来、横幅はもっと思いっきり大きくするとホリゾンタルらしい形になります。
かなり横幅の大きい作品になります。
基本形を作る時は、作品のプロポーションをとらえることが大切です。
プロポーションとは、比率のこと。
高さに対して、幅はどれくらいなのか、というタテヨコ比、などです。
これが形の印象を決めます!
プロポーションが合っていれば、
パッと見、誰が見ても、ホリゾンタルを生けたのね。と思ってもらえないといけません。
そしてそれは(手順通りやれば)最初に挿す5本で決まります。
作品全体のサイズも、同じく最初の5本で決まります。
全ての基準となるお花を最初の5本で挿してしまうので、そうなります。
たった5本で、最終的な完成のサイズと、プロポーションが決まってしまうのです!
大事ですよね~、最初の5本!!
逆に最初の5本さえうまく入れられれば、サイズとプロポーションは正しくとれた、
ということになります。
時間がかかっても良いので、
基本形の時は、最初の5本をビシッと入れられると、まずは安泰ですね(^_^)。
お読みいただきありがとうございました♪
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