#49 新春の生花アレンジ『春宴』
今回はお正月なのでお花も豪華な感じです。
これから大寒に向かって、
まだまだ寒くなっていくのですが
作品の中だけは、冬をひとっ跳び。
というのは、届いた花材に小さなチューリップのつぼみが入って来たので♪
ポイント
今回のポイントはサンゴミズキ(枝)を丁寧に矯める(曲げる)ことです。
もちろん真っ直ぐなまま使って頂いてもいいのですが、
矯めると柔らかい印象、優美なラインになります。
もう一つのポイントは、かなりアップダウンをつけること。
すごく短いお花もあり、すごく長いお花もあり、中くらいもあり、ということです。
花材の長短を大きく違える事で、躍動感が出ます。
人それぞれに”手グセ”というものがあって、
アップダウンをつけているつもりでも
思ったよりついていない、
クセで、似たような長さで切ってしまう、
という場合があります。
ですので、
「自分で思うよりかなり短く切ろう!」とか、
「いつもならもう少し切りたい所だけど、かなり長いまま使ってみよう!」
という意識を改めて持つと、
しっかりメリハリのあるアップダウンをつけることができるでしょう。
手グセを超えて、大胆に変化をつけて頂きたい課題でした。
新年を寿ぐ気持ちで、
皆さん、新年のおめでたい感じ、賑やかな感じ、たのしいお正月気分♪
などを表現して頂けたのではないでしょうか(^^)
◆皆さんの作品
新年最初のレッスン(生花)でした。
寒い中でも元気に咲いて、美しい姿を見せてくれるお花に癒され、
今年をスタートできることに感謝です!!
お読み頂きありがとうございました♪
次回はプリザーブド作品をご紹介します。
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#48 豪華絢爛!阪急梅田百貨店ショーウィンドーディスプレイ
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!
ブログを書くのも、文章を書くのも好きなのですが、
パソコンが苦手なので新年、なかなか手が伸びずで
2019年1月11日になってしまいました。
毎年楽しみな、阪急梅田百貨店のショーウィンドウのお正月飾り。
写真に撮ってきました。(お正月飾り平成31年・2019年)
いい加減お正月も終わってしまうと思い、慌ててアップします。
◆日本一きらびやかなデパートなのではないかと思っています。
◆イギリスの老舗デパート、ハロッズを思わせるロゴ。
◆関西の角松はそぎ切りではなく寸胴と聞いてから初めて確認しました。
◆ショーウィンドー (写真ではわかりづらいですがとにかく巨大です!)
◆全7点ですね
◆作品がどの位大きいかがわかる写真
◆龍の作品の葉牡丹が立派でした!
◆名前のわからない花材がいくつかありました。
欲を言えば、花材名のキャプションも付けて頂けると一層楽しめます。
いや~、今年もおめでたさが爆発していて大変気分が上がりました♪
あんな大作生けてみたいものです!
他の時期のショーウィンドウも見てみたいです。
これだけ豪華で華やかなのは関西らしさかなと思います。
お正月らしくて良かったです。
◆そぎ切りの角松も随所に見られます。
◆おまけ 姫路城に初めて行ってきました。
◆城と桜(咲く準備中)
難攻不落感がすごかったです(笑)
あーかっこよかった~!!
平成の大修理で修復直後の塗り立てのころは「白すぎる」と不評だったようですが、
もう4年近く経ち、適度なシラサギカラーに落ち着いていました。
◆姫路城の角松
◆民家の冬薔薇 ハッとするオレンジ。
お読みいただきありがとうございました♪
次回は新年初レッスンの作品をご紹介します。
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#47 お正月アレンジ『迎春』(生花)
2018年最後のレッスンは、生花のお正月飾り『迎春』でした。
大みそかに飾る1夜飾りは昔から良くないとされ、
その理由は諸説ありますが、
本当の理由は、
歳神様が12月31日の朝にはもう来るので、
夜に飾ったのでは間に合わないから
だそうです。
何が本当かはわかりませんが、角松の竹の長さの違いなどにも意味があるそうですし、
何にでも細かく意味付けされていて、何にでも諸説ある、という、、、
日本の伝統文化はおもしろいですね。
『迎春』のレッスンは12/27に行ったので、余裕を持って飾っていただけるので、
良かったです。
ポイント
今回は若松に角度を付けず、真っ直ぐ挿して高さを出したのに対し、
安定を図るように作品の低めの位置に重たい花材を持ってきてボリュームを出すデザインでした。
このまま真似して頂いても、とてもバランスがとりやすく作りやすい形かと思います。
皆さんとても美しく仕上がっていました。
水引をハランに通したり、淡路結びを作って挿したりしています。
おめでたさを演出し、かなり良いアクセントになっていますね。
葉牡丹をはじめ、長持ちする花材ばかりですので、
長くお正月を彩ってくれることと思います!
自分で作ったお正月飾りなんて最高ですよね!
◆今回のアレンジは満福寺でのレッスン史上、1番床の間が似合いますね(^^)
◆ご持参のお飾りも入って華やかに♪
◆短い松の枝でもう1作品作られました!
これで歳神様を迎える準備は万端ですね!
今年最後のレッスン日に、
複数の習い事をされている方から、
「今、お花が1番楽しい」
というお声を頂き、とても嬉しかったです!
私も毎回レッスンがとても楽しみなんですよね。
有難いことです。
来年もレッスンが楽しい時間となるよう、
満足していただけるよう頑張ります!!
お読み頂きありがとうございました♪
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#46 クリスマステーブルツリーのレッスン
今日はクリスマス当日です。
先週の生花のレッスンはテーブルツリーでした。
フォームをツリー形に高くセットして、そこにどんどん花材を挿していく形です。
あとはバランスを見ながら、お花や松カサ、ヒメリンゴ等を配していきます。
今回難しかったのは、
●限られた花材で、
いつもよりかなり面積が大きいフォームを隠しきることと、
●正面から見て、きれいな円錐形に見えるように生けることだと思います。
モミの木は本来、
枝は上を向いていますが、下向きにグリーン(クジャクヒバ)を
挿すことにより、一気にフォームを隠せます。
前出記事(#41)のヴァーティカル同様、誰でも始めは辺が膨らんでしまうので、
とにかくマメに輪郭のラインをチェックすることが大切です。
くびれるくらいの気持ちで生けても、膨らむもの、
というのはしつこく言い続けていきますね(^_^)
1月のカリキュラムに出てくる基本形の『ヴァーティカル』の前哨戦として、
とても役立つ課題だったとも思います。
今回このテーブルツリーを生けた感覚が、かなりヴァーティカルの時に生かせるので
是非覚えていて下さいね♪
◆皆さんの作品
今回、フォームをツリー形に作ったため、フォームの高さがかなりあります。
そういう時は、フォーム自体の水が下がりやすいので、上から水をかけるようにして水やりをすると良いです。
皆さん思い思いに生けたツリーを飾って、素敵なクリスマスを過ごされたことと思います!
今週はお正月アレンジの生花レッスンもあります。
季節の行事のアレンジが続き、イベント気分が盛り上がりますね!
今回はテーブルツリーのご紹介でした。
お読みいただきありがとうございました♪
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#45 クリスマスイブ♪クリスマスアレンジ
皆様、メリークリスマス~♪
この時期、住宅街を歩いているとリースが飾られているお宅の多いこと!!
どれも可愛くて
種類も様々で、見て歩くのも楽しいです。
先月(11月)からクリスマスまで、
長く楽しめるよう色々なクリスマスアレンジを、
レッスンでも、自分でも作ってきました。
今日はクリスマス・イブなので、それらのクリスマス関連作品を
まとめてご紹介します♪
◆プリザーブドのレッスン。『ノエルリース』
ノエルとはフランス語で(クリスマス、クリスマスの歌)の意。
◆体験レッスンも11月~12月はクリスマスらしい花材でした。
◆生花のレッスン、テーブルツリー。
◆臨時レッスン、『エテルボーテリース』
本物の花材に、半永久的にもつワックス加工が施されています。
◆こちらの作品はご持参の材料も加えて清楚な印象に。
私も何点か作りました。
季節のイベントに合わせて作るのはいつもと違った気分で楽しめます♪
◆山から採ってきた花材でリース
◆山から採ってきた花材でろうそくのアレンジ
◆姫林檎、松カサの入ったラウンド
◆宅配のお花。12月はクリスマスらしくクジャクヒバが入って来ました。
◆3歳の甥っ子用に作ったミニツリー。
ブルーを基調にコンクリート鉢でクールに。
綿をのせて完成♪
このドライフルーツ(自作)はレモンですが、1か月経った今、だいぶ変色してしまいました。
(同時期に作ったオレンジはわりと綺麗なままでした。)
◆ピヨヨン♪
◆街の生垣
この時期、クリスマスアレンジに使えそうな生垣がつい気になります(笑)。
↑この木は突然変異でしょうか?先祖還りでしょうか?はたまた接ぎ木でしょうか?
カイヅカイブキみたいな木に、コニファーみたいな枝が混じっています。
◆歩いていて見つけた、リースにしたい生垣たち。
クリスマス・イブの今日は、クリスマス関連作品をご紹介しました。
お読みいただき、ありがとうございました♪
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#44 オアシスの面取り
今日はオアシスの「面取り」についてです。
こちら、一般的にはオアシス(商品名)と呼ばれているものです。
このスポンジに給水させてお花を挿します。
これはフローラルフォームという商品名なので以下、フォームと言います。
フォームの「面取り」については基本で大事な事なのですが、
なかなかレッスンでゆっくりお伝えできないので、ブログにも書くことにしました。
◆このサイズで1ブリックといいます。
◆だいたいレッスンではこの位のサイズの花器を使うので
◆ラインの所で、 1/3ブリックにカットして使うことが多いです。
◆慣れないうち、中心をとりたい場合は、
「面取り」をする前に対角線を引くと正確です。(角がわかるうちに)
◆角ばっている辺を落としていきます。これを「面取り」と言います。
お花を挿すであろうところの角は全て落とします。
◆上面4辺を落としました。
◆側面も角を落とします。
(上半分しか挿さないなら、底の面はこのように大きく残すと安定。)
◆花器に入らない場合、このように下まで削ってサイズを調節します。
吸水させます。
◆たっぷりの水にポチャンと落とすだけで、自然に沈むのを待ちます。(2~3分)
◆悪い例:水をかけたり、手で沈めたり。
水をかけたり、手で沈めたりしてしまうと、表面だけ先に濡れて、中に空気が閉じ込められてしまうことがあるそうです。
充分に給水していない部分が残ってしまうと、挿したお花も水不足に。
なぜ「面取り」する必用があるのか?
☆ フォームの角は、脆く欠けやすいので、お花を挿しているうちに、
ボロッといってしまうのを防ぐため。
☆ あとは、単純に角って挿しづらいので、作業性を良くする為、
予め無くしておきます。
プロフェッショナルなお花屋さんだと面取りせず、
アレンジをビシバシ進めていく方もいますし、
逆に必ず面取りは必要!という方もいて人それぞれです。
まあ、とりあえず私たちは基本に忠実に、ということで^^
きちんと面取りしましょう。
急ぐこともないですしね。
今回はフォームの面取りについてでした。
お読み頂きありがとうございました♪
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#43 今月のプリザーブド 『小梅』
今月のプリザーブドフラワーのレッスンは、
可愛い陶器の梅形の花器に生けるお正月飾りでした。
12月前半にお正月飾りが完成し、新年を迎える準備万端ですね。
まだクリスマス前なのに♪
皆様大掃除はお済みでしょうか?
私はまだです。
デキる主婦は11月頃から計画的に取り掛かるそうですね~。
素晴らしー!!
◆満福寺教室 ご持参の金のピックを足しています。ピッタリ♪
◆2部の4名様まとめ撮り!
◆本町教室は他にも写真撮らせて頂いたのに保存できていませんでした(泣)。
すみません、、、。
今回のポイント
・モスの使い方
今回は目にも鮮やかな、黄緑色がまぶしいフィンランドモス(コケ)を、
フォームカバーとして用いました。
モスにもオモテ、ウラ、がありますので、きちんと表を出して、留めることが大切です。
細かい事ですが、ひっくりかえっていると、乱雑というか、それなりの印象に見えてしまうでしょう。
あとは、モスの変色している部分などは、使わないか、目だたない所に使って、
発色の良い綺麗な所を、目立つ場所に入れることも大切です。
・ワイヤリング
ダリアとマム(菊)にフックメソッドというワイヤリングをする時の
ワイヤーの太さがポイントです。
薔薇には、まずピアスメソッドでワイヤリングしてみて、
足りなければ、もう1本足してクロスメソッドにすればいいのですが、
ダリアとマムには、今回のレッスンで初登場のフックメソッドを施します。
フックメソッドの場合は、もう1本後から足すということはなるべく避けたいので
始めから1本で支えきれる太さのワイヤーを選ぶ必要があります。
今回は24番くらいの太さなら、1本でも安心だと思います。
・花材を良く見る
モスの表、裏、もそうですが、花材を良く見ると、
より良い使い方が見えてきます。
今回入っていた造花のリーフは、葉っぱの先までワイヤーが入って
いました。
ということは、葉っぱを自由自在に曲げて表情を出すことも出来るということです。
もちろん曲げずに使ってもいいのですが、曲げられることに気づいているか、は重要です。
プリザーブドは、ちょっとした気遣い、こだわりで、作品の出来上がりのかわいさが
グ~ンとUPします。
せっかくですから、たくさんこだわって、可愛く仕上げましょう!
今回は、12月のプリザーブドフラワーのレッスン、『小梅』
についてでした。
お読みいただきありがとうございました♪
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