#66 ジョウロに生ける
この回のレッスンでは、ブリキの水差しに生けています。
ブリキは水が漏るものもあるので、セロファンを敷いて防水しています。
爽やかな色合いの涼しげなアレンジでした♪
青いデルフィニウムを水しぶきに見立てて、ジョウロから注がれるお水をイメージした
清々しいデザインです。
今回は、花器が全員プレゼントということで、
お花についてくるお得なレッスン回で、
かわいいと評判でした♪
◆皆さんの作品
右側のステム(茎)の束は、左側のお花から繋がっているわけではなく、
別で挿しています。
ジョウロに花束が乗っているような感じに見えるのがポイントです。
今回は、特に言うこともなく、皆さん順調に完成されていました。
気を付けるところは、MFP(構造上の焦点)を外さないことで、
これはいつでも大事なのですが。
MFP(構造上の焦点)とは : フォームの中に架空に設定する1点のことで、
その1点に向かって、全ての花材を挿します。
フォームの中の方にビー玉が埋まっていて、そのビー玉に向かって挿すイメージをするとわかりやすいです。
ビー玉の位置はデザインによって変わります。
今回はこのMFPからズレて挿してしまうと、ステムがお花とつながっているように見えないため、
花束のように見えなくなってしまいます。
この回はとにかく色とりどりの明るい色のお花ばかりでとても可愛く、
ウキウキするような花材でした~!
これは女性なら誰もが好きな色合いではないでしょうか!?
お読みいただきありがとうございました♪
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#65 暑い時期 お花を長持ちさせるには?
梅雨ですが、ムシムシ暑い日もありますね。
お花にとっては、厳しい季節になってきました 。
最近、レッスンのお花は会場ではなく、自宅に届けてもらっています。
ゆっくり水揚げできるので良いです。
◆レッスン花材が届くとお花屋さんのようになり嬉しいです。
暑い時期はどうしてもお花の状態が悪くなりがちですよね。
傷んでしまった場合、戻りませんが、
水が下がっているだけなら、充分に水揚げをすることで元気に戻ります。
花瓶に生けるだけなら、水切りをしてから、ぎっしり入れずに風通しできるくらいの余裕をもって生けます。
そして、花持ちを良くするには水の清潔を保つことが1番です。
♠こまめに水を変える。
♠ 花瓶も洗う。
♠水に浸かっていて変色した部分の茎をこまめに切る。(切り戻し)
♠茎のぬめりを洗い流す。(ぬめりは雑菌)
♠氷を入れる。(水の温度を下げることで雑菌の繁殖をおさえる。)
♠塩素系漂白剤を1滴程いれる。(殺菌効果を期待。入れすぎ厳禁!)
♠涼しい所に置く。
などのマメな管理が必要になります。
しかしアレンジメントとなると花瓶に生けるよりは少し花持ちが落ちます(・_・;)。
フォームに挿しているため、直に水に挿すよりはやはり給水しにくいですよね。
あとは、垂直に挿すより、横向きや下向きに挿した場合、
お花にとってはいつもと違う不自然な体勢となるので、水揚げが悪くなる場合があります。
レッスンでは、暑い時期には、水揚げの時とフォームを浸水させる時の水のバケツに
切り花延命剤を入れるなどの対処をしています。
あとはお家で飾られる際に、花器を清潔に保って、水やりを充分にし、
できるだけ涼しい所に置いて頂くと良いです。
~ 皆様の懸命な努力! ~
✿ お出かけの際は冷蔵庫にお花を入れたり、
✿ 寝る時は自分と共にクーラーの効いた寝室にお花を移動させたり、
✿ 生ける作業の前にハサミを消毒したり、、、
細心の注意をはらって、少しでも長持ちさせたい、
というお花への愛ある気持ち、お世話に
お花は応えてくれるのではないでしょうか!
夏の暑さ、自然には逆らえませんが、気持ちでだいぶ?違うと思うのです!(*^_^*)。
お読みいただきありがとうございました♪
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#64 プリザーブド BOXデコレーション
5月のプリザーブドフラワーのレッスンは、
素敵な薄紫の箱から溢れるようなイメージで生ける、
ボックスアレンジでした。
箱の蓋が閉められるように低く生ければ、
閉めた状態でギフトとしても渡しやすい作品です。
とはいえ、箱から溢れるように生ける方が、動きも出て素敵なので、
皆さん閉じられないバージョンで(^.^)伸びやかに生けていました。
◆皆さんの作品
私だけの宝箱♡という感じですね♪
♠明るい黄色の薔薇に暗めのグリーンの葉をそえることで、
明暗の対比が強くなり、
より、バラを目立たせることができます。
(濃い紫の薔薇の回りに、黄色い小花(ソフトイモーテル)を入れているのも
同じ効果です。)
作品の中で、
一番、明度の差があるところ(=明暗の対比の強い所)
に目が行く、
という、人間の目の習性があります。
今回はそのような明度の対比によって、薔薇(主役)を目立たせる工夫が
皆さん出来ていました。
主役が目立っていると、やはりインパクトも上がりメリハリも出て、
魅力的な作品に仕上がります。
意図的に明暗の対比をつけられるようになると、
目立たせたいものを目立たせることが簡単になりますので、
是非この意識を持って生けて頂きたいと思います。
あとは彩度の対比でも同じことができます。
それはまたの機会に、、、♪
今回は
「箱の蓋の裏に鏡を付けてみました!」
という方もいらっしゃいました。
お花が倍に見え、奥行も出て、とても豪華になっていました。
皆さんそれぞれに独自の工夫があり、素敵な作品になっていて
嬉しく思います♪
こちらでご用意するレッスン花材の他に、ご自分で市販の造花や木の実などを
買って、ワイヤリング、テーピングを済ませ持参されている方もいらっしゃいます。
◆このように↓ 準備万端、すぐ使えますね!
レッスン花材に合いそうな物があれば足して豪華にできますし、
オリジナルの楽しみがありますよね。
レッスン花材しか使っちゃいけないということはないので、
是非、使いたい花材があればお持ちいただき、作品にプラスして下さい♪
リボンやピックなど、日頃から集めていると、ピッタリ使えるデザインに当たった時に
大活躍します☆
お読みいただきありがとうございました♪
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#63 プリザーブドで動物を作る
今回は動物型のフォームにお花をあしらって、ウサギやクマを作るレッスンでした。
もともと動物型になっているフォームを使うのですが、それでも始めは角ばっていて直線的なフォームに、動物らしい丸みをだすため、けっこう削る必要があります。
この最初の削る作業を大胆におこなえるかが出来上がりの可愛さを左右します。
ぬいぐるみなどの形状を思い出しながら、どんどん削って、たくさん削りかすが出れば出るほど、丸く可愛い形になっていきます。
(削りすぎてウサギの耳折れや腕折れ注意ですが、折れてしまっても、いくらでも接着&ワイヤーで固定できます。
削り足りないよりは、折れても、思い切って削って動物らしい形にしておくことが大切です。)
そこに羊毛を巻きつけてフォームの地を隠し、顔の部分にアジサイを接着していきます。
ですので、最初に削ったフォームの形が、最後まで作品の形として出てしまうので、
最初の彫りでジャンジャン削ることが大事です!
鼻、口まわりにはカーネーションを入れ、色を変えます。
そして、目、鼻、口のパーツをいれれば一気に可愛くなります!
皆さん表情がそれぞれで、なんとも愛くるしい。
意図せず、犬になっちゃった!という方もいましたが犬も可愛かったです(笑)。
◆皆さんの作品
土台として、 バスケットの花器にも花を生け、最後にその上に動物を設置します。
土台の方だけでも1作品分ほどの作業量があり、
動物本体のほうでは慣れない彫刻?作業もあり、
今回は今までで1番の作業量と難易度で、皆さんヘトヘトでした。
でも、顔のパーツが入って表情ができると、可愛くて盛り上がり、仕上げまで頑張っていただけました。
いつもの生けるだけとは違って、苦戦する作業ばかりでしたが、
こういう回こそ上達もし、経験値が上がると思います!(^^)!
お疲れ様でした!
次回は普通の作業量なのでご安心下さいとお伝えしました(^_^;)。
お読み頂きありがとうございました♪
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#62 生花レッスン 『トライアンギュラー』
さて、今回は基本形のトライアンギュラー。
前に作った四角錐の片面構成バージョンです。
◆前 ◆横
◆上から見ても三角形
正面から見ると二等辺三角形で、全ての辺が直線でつながります。
曲線の要素はないので、ごまかしがきかないところが難易度高めです(^_^;)
今回は初めてなので挿し方や手順がなんとなくつかめたら十分ではないでしょうか。
◆皆様の作品 (一部しかアップロードできずですみません。)
初めての時は辺が膨らんでしまうものです。
「辺を真っ直ぐ生けよう!」と思うよりは
「くびれさせよう!」と思うくらいでちょうどいいです。
というか、それでも最初はふくらみます。
実際生けてみないと聞いただけではわからないものですよね。
皆様、「思ったよりだいぶ短く切っていいんですね!」
と実感、体感してくださいました。
素晴らしい気付きで、体感することが何よりです。
基本形の練習って、自分の感覚と、目の前の作品とのズレを地道に埋めていくような作業でもありますね。
ズレがなくなっていくごとに楽しさも増していくと思いますので
難しいですが、嫌いにならずにやっていっていただきたい基本形です!
◆他サークルの方の作品
上手だったので載せさせて頂きました。
お読み頂きありがとうございました♪
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#61 リッチローズ
フラワーサークル花笑
3月のプリザーブドレッスンはドーム形のケースに生ける『リッチローズ』でした。
大きな平咲きの薔薇が主役のアレンジです。
ドーム形のケースというのは、プリザーブドフラワーのギフトの定番ですが、
レッスンで使うのは初めてで、高級感があり素敵でした。
◆皆さんの作品(一部)
ポイントは、アジサイできちんと土台のフォームを隠すことと、
とにかくドームの内壁に花材が当たらないように、マメに確認しながら生けることでした。
ドームに花材が当たってしまうと窮屈に見えてしまう為、高さや幅に余裕を持って、コンパクトに生けると、うまくまとまります。
また、主役の大きな薔薇を目立たせるためには、その他の小さな花は、主役の足元に低めに生けると良いです。
次回4月のプリザーブドレッスンは動物形のフォームを使って可愛いウサギやクマを作ります!
お読みいただきありがとうございました♪
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#60 生花レッスン ~四角錐~
3月後半は四角錐のレッスンでした。
エジプトのピラミッドのような形です。
両面構成なので挿すお花の量も多く、時間もかかり、おまけに直線を作る難しさが加わるので大変なのですが、生けでがある、という感じです!
皆さん始めは苦戦しながらも、終盤は挿し方の理解が深まった様子で、
どんどん手が進んでいるようでした。
次のカリキュラムのトライアンギュラーが楽しみです。
トライアンギュラーは、今回の四角錐を立て半分に割った、片面構成となりますので、
作業量が半分になる分、じっくり、より丁寧に作っていけると思います。
◆四角錐 皆様の作品(一部)
輪郭が直線で構成されるタイプの基本形はとても難しいですが、回を重ねるごとに
必ず上達していきますので 楽しみにしていて下さい。
2ヶ月ぶりくらいの更新になってしまいました、、、。
お読み頂きありがとうございました♪
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