#76 エレガンス・リリー
お盆ですねー。
昨夜、蝉が、うちのリビングの窓に明かりをたよりに突進してきました。
「お盆だから誰かの魂を乗せて来たのかな?」と夫。
ちょっとコワイ(+o+)!?
でも知っている人の魂ならホッコリです。
今回は百合を使ったレッスンでした。
水揚げしていると、みるみるうちにどんどん咲き進んできてしまい、
レッスンまで待って~!!
と思いつつ冷暗所に置いて、
花盛りには間に合いました(^_^;)。
蕾もいくつもついていたので、レッスン後も次々と
お花を楽しめたのではないでしょうか。
◆皆様の作品
今回はとにかくユリが綺麗に見えるように生けてください、という感じで
ほとんど自由に生けて頂きました。
クロトンという葉脈が美しい個性的で大きな葉っぱもうまく使って、
主役のユリを引き立てる。
「まだ咲いていない蕾が次々に咲いていく姿もイメージしながら、、、」
と、、、言うのは簡単。なかなか難しいですよね。
ユリは長いまま来るので切り分けて使うのですが、
もともとの枝分かれして咲いている姿が美しいので、それも生かしながら
1番綺麗に見える向きや角度を考えながら生けます。
うまく自然のままを生かれせば、勝手に美しく完成!?
というくらいユリってポテンシャルが高い(笑)と思います。
いやしかし、皆さんの力量も加わり、とても美しい作品になりました。
今回は、お子さんに「今までで1番いい」と褒められた方も)^o^(!
ご家族のそういう評価ってとっても励みになりますよね♪
ユリは花粉が手や服に付くとなかなか落ちないので、注意する必要があります。
プレゼントした先の方が知らないこともあるので差し上げる際には配慮が必要ですね。
花が開き始めたらおしべの花粉部分は取ってしまうことが多いですし
お花屋さんでも、取った状態で売られていることが多いです。
はじけると白い花にオレンジの花粉が散ってしまいますので。
(私は花粉の濃いオレンジと花の色のコントラストが好きなので
なるべく残しておきたい派ですが(^_^)
また、香り豊かなお花ですが、ゆりの匂いが苦手という方も少なからず
いらっしゃるので、なかなか難しい所があります。
そしていくつかの理由から、お見舞いには厳禁です。
ユリの常識、、、こんなに色々と注意点や謂われがあるお花もめずらしいですよね。
人気で汎用性が高いせいでしょうか。
それだけ魅力的ということですね。
お読みいただきありがとうございました♪
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